笑美の桜では「自由に過ごせる」という当たり前に取り組みます。ご自分で考え、ご自分のペースで「自分の選択」で過ごすことが一番のリハビリになるのではないでしょうか。そんな当たり前を実現するための私たちの６つの特徴をご紹介します。
１．時間を選ばず入浴できる いつでもお風呂
日帰り温泉は、いつでもお風呂に入って、いつでもお風呂から上がることができるはずです。介護職員が入浴の順番を決めるのではなく、ご自分が入浴時間を決められる…、そんな当たり前のことに私たちは取り組みたいと考えました。笑美の桜では午前も午後もいつでもお風呂に入れる環境を整えるため、男性風呂、女性風呂をそれぞれご用意。いつでも入れるから、次に何ができるか、お風呂の前に何をするかを考えることができるのではないでしょうか。もちろん、ご自分で入る時間を決めることが苦手な方には、介護職員がほんの少しお手伝いさせて頂きます。
２．遊びを通じてリハビリ アミューズメント
リハビリは痛みを我慢して頑張ることだけじゃないかもしれない…。そんな発想から生まれた私たちの答えの一つが「遊び」です。楽しいから続けられる。楽しいから身体も動かすことができる。もしかすると、クレーンゲームで商品を取れるまで挑戦すること…、卓球でいつもの相手に勝つこと…、太鼓の達人でできるだけ長くプレイすること…、そんなことが日常の楽しみの一つになるかもしれません。ゲームはいつでも勝てるわけではありませんよね。一度始めると勝てるまで（満足するまで）やりたい…。そんな熱中する「心」が「体」をたくさん動かすのではないでしょうか。
３．意欲や楽しさを演出する 施設内通貨「ビート」
笑美の桜では施設内通貨「ビート」を使ってちょっとしたリハビリのお手伝いを致します。ご自分で血圧を計測したらビートが貰えたり、ご自分で着替えることができればまたビートが貰えたり…。この施設内通貨は既にオープンしている「笑美の郷（平成２９年６月～さいたま市桜区にて）」で皆様に好評の取り組みです。笑美の桜でも、ご自分のことをご自分で行うと施設内通貨「ビート」を貯めることができます。貯まってきたビートはデイサービスでお決まりの「おやつ」代わりに施設内の駄菓子屋さんでうまい棒を購入したり、お菓子教室の参加費用としてビートを支払ったり…。もちろん、クレーンゲームも卓球も、ビートを参加費用に設定しています。遊ぶためには、ぜひ身体を動かして貯めて下さい。
※ビートの相場は社会の情勢等により変動することがありますので、ご了解の程、願い致します。
４．温泉施設のようにゆっくり マッサージチェア・カラオケ
入浴した後にはリラックスのマッサージチェアで体を休めたり、お好きな人がカラオケで盛り上がったり。温泉施設のように自由に利用できます。それ以外にも脳トレや塗り絵のプリント、雑誌などを多数揃えたマガジンラックで時事情報の収集もよいかもしれません。ゆったりした時間を過ごし、リラックスしてご自宅に帰られても、「心」のリハビリ効果があるかもしれません。
※車椅子の方や介助が必要な方はスタッフがお手伝いいたします。スタッフの人数には限りがありますのでご承知おきください。
５．午前午後、それぞれイベント 教室活動で物作りリハビリ
午前は１１：００（予定）から、午後は１５：００（予定）から、それぞれ教室イベント毎日開催予定です。開催する予定の教室はお菓子教室、料理教室、手工芸教室など。今後、教室活動の種類はどんどん増やす予定です。教室活動への参加で、手先の動きや認知機能への刺激などを目指し、ご自宅での役割の復活やご自身のやれることの幅を広げられるように支援致します。もちろん、教室活動への参加にはご自分のことをご自分で行うと手に入る施設内通貨「ビート」が参加費用になります。
６．多様な湯質（入浴剤）を楽しむ 日替わりで温泉気分
日本人はお風呂に入る文化が定着しているようです。日本では新型コロナウイルスの蔓延が、欧米諸国に比べて比較的抑えられていることも、そういった文化によるものなのかもしれません。そんなコロナ過の時代、ほぼ毎日入るお風呂ですから、色々な入浴剤で温泉気分を味わってみてはいかがでしょう。笑美の桜では通常の大浴槽に加え、薬湯専用の浴槽も用意する予定です。日替わりの入浴剤で体の芯まで温まってはいかがでしょうか。
（薬湯、温泉入浴剤の一例）
